鍵がディンプルキーに切り替えられている理由
泥棒は10分で侵入できなかったら諦める!
世界的に治安が良い日本でも1日あたりおよそ50件もの空き巣の被害が報告されているのですが、要因の一つとして挙がるのは鍵の種類です。
今日において住宅やビルなどの鍵に採用されているのはシリンダー錠がメインであり、その割合は全体の99%を超えます。普及率が高いからこそ防犯面で優れているのではなく、反面ピッキングをして解錠するまでの時間が短いとして懸念材料になっています。
そのため、業者であれば正式な鍵を挿入して解錠したかのようにスムーズに開けられますし、侵入者でもすぐに開ける事が可能です。
そこで、新しい物件を中心に切り替えが進められているのがディンプルキーであり、プロでも10分以上の時間を要してしまうというセキュリティの高さが特徴です。
ギザギザとしているシリンダータイプに比べ、ディンプルキーは丸みがあってシンプルな見た目になっている上に、唯一表面上に小さな穴がランダムに並んでいて先進性が感じられます。
そうした表面にある穴がディンプルキーのセキュリティの高さに繋がっていて、従来式は上部にあるピンを押し上げる事しかできなかったものの、ディンプルキーは上部だけに留まらず左右にも同じようにピンがあるため、難易度が10倍を超えるほどになります。
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